荒ぶる季節の乙女どもよ。作画とストーリーのギャップに驚く。
今日もアニメを独断と偏見でレビューしていこうと思います。
第二回目は…
荒ぶる季節の乙女どもよ。
あらすじ
あなたの“はじめて”を、わたしにください――。高校の文芸部に所属する小野寺和紗たち女子5人。「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じたある一言……。その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。
女子高生のほのぼの学園ラブコメかなと思って見たら、女の子目線の性に対する興味を赤裸々に描くという結構斬り込んだストーリーだった。
女の子5人の心情を描いているが、5人とも妙に現実感に溢れていて物語に引き込まれる。
良い意味でアニメっぽくないというか、実写ドラマを見ているような感覚になる。
男子高校生の視点でも性とは何か恋や愛情とは何かという葛藤もあり、考えさせられる部分もあった。愛情と友情の間に揺れる主人公達に共感したり、否定したくなったり不思議な感覚に陥っていく。
そして予想外の結末に向かっていくのだが、これは実際に見て確かめて欲しい。
ストーリー 18/20
キャラクター 17/20
作画 17/20
演出 16/20
音楽 15/20
83点
一見の価値あり。